【山形・ハローズ工具館】錆って厄介ですよね。。。
2016年05月25日
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工具にも自転車にも厄介な存在「錆（サビ）」
工具をはじめ、自転車においてもやっかいな存在である「錆（サビ）」
あるニュースを見ていたら、こんな記事があったので紹介しまいす。
そもそも、「錆」とは何なのか。
簡単に言うと「錆」とは、鉄の酸化物、つまり鉄と酸素が結びついたものです。鉄というのはその製鉄過程で「コークス」などの還元剤を利用して、酸素を奪われています。
ですから、もともと酸素と結び付きやすいものなのです。錆を防ぐために「めっき」や塗装をするのですが、それでも、「めっき」の薄い部分や塗装のキズなどから錆は発生します。工具も自転車も金属素材でできている物は常にこの「錆」と対峙しなければなりません。
錆びることで発生する問題はたくさんありますが、ボルトの錆は非常に厄介です。六角穴付きボルトが錆びるとなかなか緩みませんし、なめやすくなります。
人間にとって水分は非常に大切ですが、工具にとっては少々厄介な存在です。
工具は意外とデリケートで、保管方法を誤ると錆びて使えなくなることがあります。更にモノによっては、買って間もないのにすぐに壊れたり、大きな事故を招いたりと意外な結果をもたらすこともあるのです。
まず、最も注意が必要なのは湿気。湿度の高いところで保管をつづけると、ドライバの先端や刃物類など、めっきをしていない工具から錆が発生します。
ほこりも意外と大敵です。ほこりが付いたまま放置していると錆が発生する原因になります。その他、人の皮脂や温度差による結露も錆を引き起こします。海の近くにお住まいの方は特に注意が必要です。潮風にさらしていると、それはほとんど表面処理の耐食試験をしているようなもの。あっという間に錆が発生してしまいます。
工具の使用後は汚れをよくふき取り、水分やホコリなどが付着しないように注意をし、めっきがされていない工具はできれば防錆油を塗布するなどのケアをしてください。さらに、結露しないように、温度の変化が少ないところで保管することがベストなんです。
そうすれば、工具は長く使うことができますよ！
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